▼次の瞬間、不安が頭をよぎった。「車道走行の自転車が巻き添えに…」。身体がむきだしで走行が不安定となりがちな自転車にあつては、運転者は事故の衝撃で内臓破裂や頸椎(けいつい)損傷、最悪の場合は命をも落とす。
▼警察の現場検証が行われていたが、幸い、ドライバーの単独事故で被害者はいないようだ。何が起こるかわからないのが事故の恐ろしさ。今回の写真を見て、車道を走ることに危険を感じない自転車乗りはいないであろう。
▼一方、歩道に目を向けてもらいたい。ガードレールが自動車の進入を防いだ。歩道にいる限り無傷であろう。しかもこの歩道は幅が広いうえ、車道に比して交通量が少ない。車道より安全であることは一目瞭然だ。自転車の車道走行について再考を促す。
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追突の衝撃でバンパーがへこんだ軽自動車