2012年5月16日水曜日

ビンディングペダル撲滅宣言を採択せよ

▼先日、車を運転していた時のこと。交差点で奇妙な光景を目にする。視界に入ったのは競技用自転車乗り。なんと電柱につかまって信号待ちしているでないか。車体を前後に動かし何やら落ち着かない様子だ。

▼カラクリがわかった。原因は足を固定するビンディングペダル。ビンディングの着脱が煩わしいがために、横着して足を地面に着けないのだ。重心が安定しないのであろう、ふらふらしている様子はさながら曲芸だ。

▼交差点付近は事故多発地点だ。身体がむきだしの自転車においては最も警戒せねばならぬ場所だ。それなのに曲芸とは緊張感が欠けている。交通安全への冒涜(ぼうとく)行為であり、見過ごすわけにいかない。

▼諸悪の根源はビンディングペダルにある。ビンディングペダルはスピードレース用であり、一時停止の標識が多々ある一般公道においては向いていない。いや不必要だ。ビンディングペダル撲滅へ向け国民世論を盛り上げていくことを、ここに宣言する。

コメントはこちら







no more bicycle
電柱につかまり、ふらつく競技用自転車乗り

0 件のコメント:

コメントを投稿