2012年9月27日木曜日

激撮!! 競技用自転車、これが左折事故の原因だ

▼「張り倒すゾ!!」。そんな衝動に駆られたのはクルマを運転中のこと。2台前の自動車がウインカーを出し左折の合図をした。徐行で交差点内に進入。横断 帯にも歩道にも歩行者がいなかったのであろう停止することもなく進む。次の瞬間、驚愕の出来事が発生する。なんと競技用自転車が左側から追い越しをするで ないか(画像)。

▼この競技用自転車、曲がるのではなく横断歩道を通って直進。「ぶつかる!!」。ドライバーの機転で衝突は免れたものの 非常に危険な行為だ。交差点内において、ドライバーは車道左側から追い越す・すり抜ける車両(二輪車)なぞ想定していない。やられたら、それこそ憤まんや るかたない。

▼原付バイクであれば、自動車が左ウインカーを出せば、左折し終えるまで停止して待つか右側から追い越す。それが常識である。できないのは自転車だけだ。自転車の車道走行によって交通秩序が乱れているわけで非常に憂慮すべき事態だ。

▼ 思うに、自転車対クルマによる左折事故というのは、画像の競技用自転車ような無謀運転が原因であって、ドライバーを責めるのは酷な事例が大半でなかろう か。いずれにせよ、交差点は交通事故多発地点である。自転車は、前を行くクルマが左ウインカーを出したら左折の邪魔にならないよう、すみやかに停止せよ。

keep_left0.jpg
①はるか前方に左折自動車を確認する
もスピードを緩めない競技用自転車乗り

keep_left2.jpg
②自動車はウインカーを出し横断歩道手
前まで進入。自転車横断帯はない

keep_left1.jpg
③競技用自転車が交差点内で左側からす
り抜け危うく巻き込み事故に

2012年9月20日木曜日

競技用自転車乗りの背筋(せすじ)伸ばしを禁止せよ

▼競技用自転車に乗ると上半身を起こす動作が多くなる。そう、背筋を伸ばしをしているのだ。なかには、ハンドルから手を放しドリンクを飲みながら走行する輩(やから)もいる。安全運転義務違反(道交法70条)に問われる危険極まりない行為だ。

▼ 原因はいわずもがなドロップハンドル。サドル位置が高い競技用自転車にあっては、きつい前傾姿勢を余議なくされる。これは二足歩行のホモ・サピエンスが相 容れない過酷な体勢だ。同じ姿勢を続けると腰に激しい痛みを伴うため、時折ストレッチをして苦痛をやわらげているのだ。

▼走行が不安定となりがちな二輪の自転車において運転中の背筋伸ばしは、ふらつきを招く。致命的なのは、ハンドルが遠くなるため、どうしても片手もしくは両手・手放し運転となることだ。転倒や激突と隣り合わせの極めて危険な走行となる。

▼いずれにせよ背筋伸ばしは、ドロップハンドルがもたらす弊害だ。走行中に背筋を伸ばしたいと感じたら、すぐに自転車から降りて道路外で行なってほしい。改善が見られないなら、ドロップハンドルの使用を禁止するしかない。


背筋を伸ばし手
放しで水分補給

2012年9月13日木曜日

警告!! 多摩川サイクリングロードにパトカー出動が激増

▼先般、都内・多摩川サイクリングロード(正式には遊歩道)で緊急車両をよくみかけるという情報が入った。いったい何事か。さっそく現場に向かった。休日ともあってか、遊歩道だけでなく河川敷のグラウンドにもたくさんの人がいた。

▼で、しばらくすると、赤色灯をともした緊急車両を発見。パトカーだ。鑑識官を含め警察官5、6人が現場検証にあたっていた。近くには横倒しになったドロップハンドルの競技用自転車と、前かごが変形したママチャリがスタンドを立てた状態で置いてあった。

▼ビンディングシューズにリュック姿の男性が警察官から厳しい口調で尋問を受けていた。競技用自転車の無理な追い抜きが惨事を招いたのであろうか?その間も、警察官をあざ笑うかのように競技用自転車が次々と猛スピードで過ぎ去っていく。

▼ それにしても、いつ起こるかわからない交通事故の現場を目撃できるとは偶然にしては出来過ぎだ。多摩川サイクリングロードは競技用自転車による事故が頻発 しているのか。警察官は処理で多忙を極めているに違いない。ドロップハンドル車を一掃し、平穏な多摩川を取り戻してもらいたい。

accident_1.jpg
立て看板に「死亡事故多発」と警告
(東京府中市の多摩川サイクリングロード)

2012年9月5日水曜日

世捨人語「自転車ナンバー義務化で競技用自転車が一新」

報道によると、東京都が自転車の運転マナー向上のために、ナンバープレート装着義務化を検討しているとのことです。購入時に自転車店に預け金を支払い、住所や氏名を登録して自転車後部にナンバープレートをとりつけるというものです。

ナンバーによって常に見られているという意識が働き安全運転につながるのは当然です。ぜひともナンバープレート義務化を具体化してもらいたいです。ついでに、自転車盗への対策もとるべきではないでしょうか。
  
同一のナンバープレートを3枚交付するのです。うち2枚を着用を義務付けるヘルメットの前後に装着させます。ヘルメットと車両のナンバープレートを照合し、一目で盗難車か否かを確認できるようにすれば、自転車盗への抑止力となります。

問 題は車両へのナンバー装着場所です。原付バイク同様、後部反射板付近が適当でしょう。普通自転車だと泥よけ部分に相当しますが、タイヤがむき出しの競技用 自転車は取りつけ場所がありません。となると、泥はねの被害から解放される競技用自転車の泥よけ装着が義務化されることになり、至れり尽くせりではないで しょうか。



参照
朝日新聞WEB

model.jpg
「白チャリ」のように荷台の上に
ボックス装着も義務付けたい