2013年4月25日木曜日

逆走自転車、これで怖くない

▼車道を逆走(右側通行)する自転車は迷惑かつ危険だ、と一部の自転車乗りがしきりに騒いでいる。右側通行は違反行為であるが、実際のところどうなのか。そこで右側通行の自転車と対峙した自転車は、どのような行動にでるか調べてみた。

▼場所は都内の繁華街。男性の前に逆走する女性が現れた。交差点内ですれ違う。女性は平然とただまっすぐ前を見て進む。一方、男性は駐車車両を避けるかのごとく右側に少し進路をずらしたが、女性と同様に何事もなかったようにやり過ごした。

▼当事者は危険を感じた様子をみせなかったが、これはよくない。「すれ違いは、左側から」が通例であり、今回、進路変更すべきは女性にある。自転車歩行者道であっても同じことで、自転車対自転車は「追い越しは右側から」、「すれ違いは左側から」という基本ルールを徹底しなければならない。

▼で、もっとも非難すべきは、後方確認や合図もせずに進路変更した男性だ。画像にもあるように、タクシー運転手の機転により惨事は免れたが、交差点内で急な進路変更は長押しクラクションを浴びせられてもおかしくない危険行為だゾ。とにもかくにも、進路変更時は後方確認、合図をきちんと行え。




逆走自転車に遭遇したら「すれ違いは、左
から」で回避を


※注:自転車の車道右側通行は法律で禁じられています。

2013年4月11日木曜日

競技用自転車の軽量化を禁止せよ

▼競技用自転車の総重量は平均八~九キログラムしかなくい。車体を両手で持ち上げることが容易なほどだ。軽量化が実現できた理由は明白。前後車輪の泥よけや、前かご、スタンド、荷台、ベル(警音器)が備わっていないからだ。

▼車体を軽くすれば、より速く走れる(スピードが出せる)と勘違いし、さらなる軽量化に心血注ぐ輩(やから)もいる。ハンドルやサドルなどあらゆる部品を軽量素材に取り替えるなど、病的なまでに軽量化を図るというのだ。

▼2輪の自転車が車体を軽くするのはすこぶる危険だ。横風にあおられたり、大型トラックなど通行車両の風圧で挙動が不安定となり、転倒しやすいからだ。特に、設置面の小さい極細タイヤを履いた競技用自転車は、横からの空気抵抗を受けやすい前傾姿勢と相まって顕著だ。

▼スピードレースならいざ知らず、一般公道において軽量化は安全と相容れない。外圧の影響を受けず安定して走行するには、自転車に最低重量規制なるものを設ける必要がある。標準的なママチャリに相当する「総重量十五キログラム以上」を、まず義務化すべきだ。


強風にあおられたのか、車体が傾く
競技用自転車
(左)=荒川河川敷道路

2013年4月4日木曜日

荒川・河川敷道路、自転車の速度規制撤廃にモノ申す

▼とんでもないニュースが飛び込んできた。4月3日付の読売新聞夕刊(東京版 )によると、国土交通省が管理する東京・荒川の河川敷道路(俗称サイクリングロード)における自転車の速度規制(時速20キロ)を、7月にも撤廃するということだ。

▼速度規制は2010年、歩行者の間を猛スピードで走り抜ける悪質自転車の接触事故が後を絶たないなか、設けられたという。が、「道交法が適用されない河川敷道路では警察が違反者を取り締まることができない」など実効性が乏しいようで、利用者からの不満もあったため速度規制を断念するとのことだ。

▼記事によると、歩行者と自転車の対立が深刻化しており、利用者から「20キロではすぐに止まれないので10キロがいい」といった苦言や、ルールを守らない自転車が多いとして少年野球チームの関係者が路上に三角コーンを置くなど、一触即発の状態であったという。

▼いずれにせよ、悪質自転車を野放しにすることは断じて許されない。時速20キロ超でかっ飛ばす代表格は、爆走練習で猛進する競技用自転車だ。速度規制が困難であるならば、ドロップハンドルの競技用自転車乗り入れを禁止するのが手っ取り早い。競技用自転車をつまみだし、一刻も早く荒川・河川敷道路の安心・安全を取り戻してもらいたい。


画像=巡回中の道路管理者の原付バイクを挑発する競技用自転車(荒川河川敷道路)