2013年6月28日金曜日

自転車レーンは段差舗装にせよ

▼クルマを運転していて驚かされることがある。白線や黄線の上を通過したときに、「ゴゴゴゴゴーン」とタイヤから轟音が響くのだ。これは振動音が出るよう、ラインに段差が施されているからだ。居眠り運転やはみ出し防止など安全対策というわけだ。

▼最近、自転車レーンなるものが車道に整備されている。路肩寄りにカラー舗装で区分けされてる。当ブログでは歩道内に自転車レーンを設置を求めているが、車道につくれば自転車レーンに誤って進入したクルマとの接触事故やトラブルが生じかねない。

▼クルマの誤進入を防ぐため、自転車レーンに段差舗装を施してみてはどうか。多摩川遊歩道(俗称サイクリングロード)にあるような、高さ数センチの段差を一定間隔でつくるのだ。競技用自転車などスポーツタイプの自転車の爆走阻止にもつながり、自転車の安全走行が確保できよう。

▼段差舗装は路上駐車対策にもなる。片輪を段差に乗り上げて進入するわけで、サスペンションが痛んだり車体が傾き横転のおそれがあるなど、クルマをとめることを躊躇しよう。交通安全の観点から、車道に設ける自転車レーンは段差舗装とするよう、法改正を促したい。

  
自転車レーンの路上駐車を避けるため車道に飛
び出す自転車
(右)段差舗装を施したの多摩川遊
歩道
(左)

2013年6月21日金曜日

自転車用スリックタイヤを全面禁止せよ

▼先日、歩道に放置された競技用自転車にド肝を抜かれた。なんと、前後輪ともタイヤの溝がないでないか。すり減って表面がツルツルとなっているのでない。スリックタイヤという、自動車レースのフォームラーワン( FI )でも使用されるレーシング用を履いているのだ。

▼スリックタイヤは地面とのグリップ力が優れており、タイヤに強烈な回転力を加えても空転しにくく、効果的に動力を伝えることができる。サーキットなどきちんと整備された路面では効果が発揮できるが、気象条件や道路状態が千差万別の一般道路での使用には危険が潜んでいる。

▼致命的なのは雨天時の走行だ。溝がなければ水を切ることができない。濡れた路面では氷上を走行しているのと同じ状況となるのだ。2輪の自転車にあってはスリップによるを悲惨な転倒事故を招く。また、たい積した砂の上や荒れた路面でも同じで、ちょっとしたハンドル操作やブレーキで挙動が不安定となる。

▼1分1秒を競うスピードレースならまだしも、一般公道でスリックタイヤを履く理由は見当たらない。レースごっこはやめよ。タイヤは乗員の命を載せて走っている。安全・安心な走行にはタイヤの溝は必須だ。クルマの車検を例に、自転車タイヤについても1・6ミリ以上の溝を義務づけてみてはどうか。法改正がまたれる。


タイヤ溝がない競技用自転車

2013年6月13日木曜日

左折信号無視の自転車を捕まえよ

▼最近、よくみかけるのが、交差点を左折時に赤信号を無視する自転車だ。画像をみよ。車道の自転車は右から左へ直進したのではない。手前から直進し赤信号の交差点を左折したのだ。

▼路肩に沿って走行すればクルマの進路を妨害したり衝突することもないから迷惑をかけていないなどと、身勝手な判断でもしているのであろうか。クルマが接近しているにもかかわらず、スピードを緩めることな確信犯的に違反を犯すのだ。

▼ドライバーはたまったものでない。信号無視の自転車が飛び出してくれば、反射的にブレーキを踏むことになる。交差点内で急ブレーキは最も危険な行為の一つで、後続車との玉突き事故など一歩間違えれば惨事は免れない。

▼左折自転車の信号無視は車道走行の弊害だ。歩道を走行している限り、自転車は交差点に進入することなく左折でき違反に問われることはないのだ。いずれにせよ座視できない非常事態だ。自転車は右折禁止と同様、左折についても規制するよう法改正すべきだ。


高速で赤信号の交差点を左折する自転車

2013年6月6日木曜日

ライト点灯自転車は右側通行にせよ

▼自転車用ライトの照射力は乏しい。暗闇を照らすというより、自車の存在を示すのが役割となっている。突然自転車が現れて周囲にびっくりさせることがないよう、点灯させるのだ。

▼ライトで自転車の存在を示すことができるのは、歩道上で自転車や歩行者とすれ違うときに効果を発揮する。車道だと意味をなさない。というのも、自動車ドライバーには車道左端を走る自転車のライトの光が見えないからだ。

▼自転車には反射板が備わっているが、サイズが名刺ほどと小さいため数十メートル後方からは見落としやすい。そのため、自転車の発見に遅れ追突事故の危険と隣り合わせとなっている。

▼原付バイクのように尾灯がない自転車にあっては、前ライトの光でドライバーに存在を示すことが肝腎だ。そこで、夜間、自転車が車道走行するときは右側通行としクルマと対峙させてみてはどうか。法改正が待たれる。


右側通行により自転車ライトが
はっきり確認できる