2013年7月25日木曜日

激録!車載カメラはみた 「これが闇ロードレースだ」

▼先般、一般公道における「闇ロードレース大会」を糾弾し、大きな反響が寄せられた。競技用自転車乗りが集団で爆走で受けた恐怖は想像に絶するものであった。安全・安心をおびやかす競技用自転車乗りのを放置するわけにいかない。

▼事態を重くみた当ブログでは、ドライブレコーダー(車載カメラ)記録映像を世界同時配信することにした。恐怖体験を共有してもらい、爆走競技用自転車撲滅運動の社会的機運を盛り上げるのが公開の趣旨だ。


▼まずは動画をご覧になれ。青信号に変わると、号砲でいっせいにスタートしたかのように、反対車線からおびだしい数の競技用自転車乗りが迫ってくる。スプリントタイムでも競っているのか、「ロケットダッシュ」で後続のクルマを大きく引き離す。

▼クルマをゆっくりと進めると、次から次へと集団が現われる。集団の中では互いのタイヤが重なるほど車間距離を詰めて走行しており、一台が転倒すれば周囲の交通を巻き込んで大惨事となることは火を見るより明らかだ。

▼動画のクライマックスは驚愕だ。先頭集団に大きく差をつけられた4人組は、遅れを取り戻すためショートカット(近道)したのであろう、歩道を通って右折してきた。しかも横断帯を通らず、周囲のクルマを挑発するかのように、車道を斜めに横切る。

▼彼らは風貌からして中学生や高校生でない。成人だ。一般公道を使って危険なレースごっこをして、罪悪感の欠片(かけら)もないのか。由々しき事態だ。我が物顔で爆走する競技用自転車乗りへの糾弾を強めることを、ここに宣言する。

2013年7月19日金曜日

競技用自転車の車体ロゴ表示を禁じよ

▼競技用自転車乗りは、走行中に競技用自転車を見かけると、車種を必ずチェックしている。同じ趣味の仲間が何に乗っているのか、非常に気なるようだ。

▼競技用自転車はどれも似たようなデザインであり、唯一の違いは車体(フレーム)のロゴといっても過言ではない。メーカー名やブランド名がアルファベットで表示されている。が、フレーム(主にダウンチューブ)の横に記載されているため、正面や後ろから読み取るのは難儀だ。

▼停止中ならまだしも走行中も車種を確認する輩(やから)もおり、すれ違いや追い越しの際、顔を横に向け目で追うなどして車体ロゴをチェックをするのだ。わき見運転を誘発しているわけで、前方不注意による事故の危険性があり、見過ごすことはできない。

▼そこで、走行中の競技用自転車は車体ロゴの表示を禁止してみてはどうか。もっとも、車体の半分近くがロゴで埋め尽くされている競技用自転車は、企業の広告塔となっており「屋外広告条例」による規制も視野に入れるべきだ。


ロゴで埋め尽くされた競技用自転車の車体

2013年7月12日金曜日

「バーテープ」起因の事故を防げ

▼競技用自転車のシンボル、ドロップハンドル。ハンドルを覆うように「バーテープ」なるものがぐるぐるに巻かれている。「上ハンドル」や「下ハンドル」など、その時々の気分やコンディションで握る位置をコロコロ変えることができるのだ。

▼握る位置を変えるたびに片手・手放し運転となり危険だ。また、右手は上ハンドルで左手は下ハンドルと、きつい前傾姿勢のまま身体をねじらせて走行する輩(やから)も出没する始末。ハンドル操作の誤りで悲惨な交通事故を誘発しかねず座視できない。

▼そこで、ハンドルグリップ装着を義務づけみてはどうか。ママチャリやオートバイに代表される二輪車は、ハンドル両端にあるグリップを握る。最もハンドリングしやすい部分にグリップが装着されているわけだ。

▼ドロップハンドル車にあっては、下ハンドルがデフォルト(標準仕様)であることは、競輪用自転車を見れば一目瞭然だ。スピードレスに対応できるよう、しっかりハンドルを握ることができるのだ。いずれにせよ、バーテープは取り外し、下ハンドルにグリップを装着し安全運転に努めてもらいたい。

hundle position
競輪用自転車は下ハン
ドルにグリップ装着

2013年7月5日金曜日

競技用自転車に「チューブレスタイヤ」を義務づけよ

▼競技用自転車のタイヤにチューブレスなるものがある。文字通りチューブがないタイヤだ。タイヤとホイールの間に直接空気を入れて使用する。走行性能が向上するとされるため、スピードレースで装着するタイヤだ。

▼スピードレース用のタイヤを、交通安全を標榜するブログで推奨するのか?もちろん違う。今般、義務づけを提唱するタイヤは、自転車と同じ軽車両の仲間である牛車や大八車で使われる、チューブ不要の木製の車輪ことだ。

▼自転車の祖、「ドライジーネ」(足蹴り自転車)でも使用されていたもので、道路の接地面となる外周に滑り止めのラバーを貼るだけでチューブは不要だ。走行中に路面から衝撃をダイレクトに受け乗り心地は良いとはいえないかもしれない。

▼裏を返せば、スピードを追求するのは困難というわけで安全な速度で走行できよう。また、リム打ちによるパンクから解放されるのは朗報だ。自転車の危険運転が社会問題化するなか、競技用自転車は原点に立ち返るべく、木製の車輪( チューブレスタイヤ)で安全・安心に努めてもらいたい。


元祖・足蹴り式自転車
(日本CSC展示室)