2013年7月5日金曜日

競技用自転車に「チューブレスタイヤ」を義務づけよ

▼競技用自転車のタイヤにチューブレスなるものがある。文字通りチューブがないタイヤだ。タイヤとホイールの間に直接空気を入れて使用する。走行性能が向上するとされるため、スピードレースで装着するタイヤだ。

▼スピードレース用のタイヤを、交通安全を標榜するブログで推奨するのか?もちろん違う。今般、義務づけを提唱するタイヤは、自転車と同じ軽車両の仲間である牛車や大八車で使われる、チューブ不要の木製の車輪ことだ。

▼自転車の祖、「ドライジーネ」(足蹴り自転車)でも使用されていたもので、道路の接地面となる外周に滑り止めのラバーを貼るだけでチューブは不要だ。走行中に路面から衝撃をダイレクトに受け乗り心地は良いとはいえないかもしれない。

▼裏を返せば、スピードを追求するのは困難というわけで安全な速度で走行できよう。また、リム打ちによるパンクから解放されるのは朗報だ。自転車の危険運転が社会問題化するなか、競技用自転車は原点に立ち返るべく、木製の車輪( チューブレスタイヤ)で安全・安心に努めてもらいたい。


元祖・足蹴り式自転車
(日本CSC展示室)

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