2011年9月14日水曜日

競技用自転車乗りのT字路進入を禁止せよ

▼交通安全ジャーナリストの立場で、公道の安全・安心を脅かす数多くの競技用自転車乗りをウオッチし、違反行為を何度も現認した。今回、競技用自転車乗りが必ず信号無視違反を犯す交差点の特徴を発見したのでお知らせしたい。

▼ずばり、丁字路(いわゆるT字路)だ。正確にはT字路の突き当たりを左方から右方へ進行する場合だ(写真)。進行方向の信号が赤であっても、交差する左側からも右側からも直進(横切る)車両はない。左側端を走行していれば自動車と衝突しないという浅はかな考えで、信号無視を繰り返すのだ。

▼ 歩道を走行すれば、信号に関係なく進むことができるので、なかには交差点の横断歩道から歩道へと上がり「ショートカット」する輩(やから)もいる。理由は ただひとつ。信号停止のたびに必要な、ペダルを足で固定させた「ビンディング」着脱の煩わしさを避けるためであり、競技用自転車乗りならではの悪癖(あく へき)だ。

▼ご案内の通り交通事故の多くは交差点内で発生している。この際、T字路に限らず、車道走行中の自転車は、信号機のある交差点 にそのまま進入するのを禁止してみてはどうか。自転車から降りて横断歩道を押して歩くことを義務付けるのだ。そうすれば、公道走行では危険なビンディング ペダルも自然消滅するであろう。

コメントはこちら


ペダルを高速回転させ交差点に進入する競技用自転車乗り

0 件のコメント:

コメントを投稿