2012年8月9日木曜日

自転車競技部を廃部せよ

▼先般、「お前ら、いいかげんにしろ」と怒鳴りつけたくなる場面に遭遇した。自動車を運転中のこと。信号が青に変わりゆっくりと加速すると、2人組の競技用自転車乗りに追い抜かれた。道路幅が狭く対向車も多いこともあって、安全に追い越せるまでしばらく追尾することに。

▼よくみると、赤と白のユニフォーム姿である。腰のあたりに書かれた文字は大学名のようだ。自転車競技部員であろう。時速36キロ余と、普通自転車では不可能に近い猛スピードで突っ走っている。公道上でクラブ活動の練習をしているのか。もしくは試合中(レース)なのか?

▼もとより普段、彼らはどこで練習しているのだろう。自転車競技部あれど、キャンパス内に専用コースを備えた学校があると聞いたことがない。それどころか学内は自転車の乗り入れを禁じていることが多い。となると、猛スピードで自転車を走らせる場所は公道に限られよう。

▼ご案内の通り、道路は国民の生活に不可欠な社会基盤である。自転車競技部の練習場所として私物化するのは言語道断だ。「交流量が少ない場所でやっているから大丈夫」とのごまかしは通用しない。交通安全に挑戦する反社会的なクラブ活動を野放図にするな。即刻、廃部せよ。


前を走る自動車との間隔が開き、交通の円滑を阻害
(画像は一部修正しています)

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