▼ 競技用自転車の極細タイヤ(チューブ)はパンパンに空気を入れる(高空気圧)ため、破裂寸前となっている。衝撃にすこぶるデリケートで、よくあるのが段差 を乗り越え時のリム打ちによるパンクだ。頻発するパンクに備え、競技用自転車乗りは小型空気入れと予備チューブをサドル下のポーチに常備しているほどだ。
▼しかし、道路上で故障車の修理をするのであれば、後続車に知らせなければ惨事となりかねない。そこで、パンクのリスクが高い競技用自転車には「三角表示板」の携行を義務づけてはどうか。
▼高速道路などで停車した際に設置が義務づけられている「停止表示器材」 (※)だ。反射板が備わっており昼夜問わず後続に知らせることができ、安全に作業ができる。カー用品店やホームセンターで手に入る。常時、自転車のフレームにくくりつけて緊急時に備えよ。
屋外パンク修理に必須の三角表示板
(※)道路交通法施行規則 第二章の六 停止表示器材の基準
(夜間用停止表示器材)
第9条の17 令第27条の6第1号の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
1. 板状の停止表示器材(次条において「停止表示板」という。)にあつては、次に該当するものであること。
イ 別記様式第五の五又は別記様式第五の六に定める様式の中空の正立正三角形の反射部を有するものであること。
ロ 夜間、200メートルの距離から前照灯で照射した場合にその反射光を照射位置から容易に確認できるものであること。
ハ 反射光の色は、赤色であること。
ニ 路面上に垂直に設置できるものであること。
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