2013年5月10日金曜日

逆ドロップハンドルで安全を競え

▼2011年、当ブログで「ドロップハンドルはそのまま使うな」を発表し、ドロップハンドルの安全な使い方を提言した。下ハンドルの部分を逆さにして使用するものだ。背筋(せすじ)を伸ばして運転できるため、視野が広がり安全確認が格段に向上すると訴えた。

▼当ブログの影響か、この「逆ドロップハンドル」の使用が広がっているようで、目撃情報が寄せられている。今般、ついにカメラに収めることができた(画像)。都内某所で放置してあったところを撮影した。

▼ブレーキレバーに親指を引っかけてハンドルを握るため、小刻みなブレーキ操作が期待できそうだ。ハンドル位置が高いことで、手による合図をする時の腕の上げ下げをスムーズにできるほか、何よりもきつい前傾姿勢から解放され正しい姿勢で運転できるのが最大のメリットだ。

▼他の交通が行き交う公道で、頭を下げて猛進する攻撃的な姿勢でスピードを競っていては、競技用自転車乗りに対する国民の理解は得られない。「逆ドロップハンドル」にして、スピードでなく安全を競ってもらいたい。


逆ドロップハンドルの競技用自転車

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