2012年2月2日木曜日

世捨人語 「競技用自転車乗りはドライバーに頭を下げよ」

先日、車を運転中のことです。先頭で信号待ちをしていたら、突如、右折レーンにいたセダン型の乗用車に割り込まれました。横断歩道の信号が赤になるのを待って、横断帯に車体を斜めに傾け停止しました。おそらく曲がる交差点を間違えたのでしょう。

不 穏な空気が流れました。が、このドライバーは信号が青に変わり車体を進行方向に戻すと、ハザードランプを点灯させました。ハザードランプはお礼(おわび) の気持ちを表すために使用されます。軽くクラクションを鳴らすこともあります。進路を譲ってもらったときなど、お礼の合図があるかないかで後続のドライ バーの心証はかなり異なります。

車道を走りたがる競技用自転車乗りは、他の交通にあいさつをしているでしょうか?ベルを備えていないの で音で示すことができません。ハザードランプがないので、手を挙げてお礼するのでしょうか?走行中だと片手運転となり危険です。もっとも、二輪車が四輪車 に向かって手であいさつするのは、目上の人に対してするようで横柄な印象を与えかねません。

無用な事故・トラブルを避けるためにも一礼 するのが無難でしょう。歩行者も、クルマが横断歩道の手前で停止すると、ドライバーに頭を下げて渡っています。お礼は義務ではありませんが「譲り合い」を 促進するために欠かせません。より良い交通空間を目指し、競技用自転車乗りのみなさん、ぜひ実行してください。

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我が物顔で公道を走る競技用自転車乗り

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