2012年11月8日木曜日

ドロップハンドル用ひじかけを即刻禁止せよ

▼この夏1番のサプライズは土下座しながら運転する競技用自転車乗りを見たことだ。中国雑技団か?いや違う。原因は、そのスジの世界で「DHバー」(エア ロバー)と呼ぶドロップハンドルに取り付ける補助ハンドルだ。ひじかけが設置されており、両ひじを置いてハンドルにもたれかかるようにうずくまって運転す るのだ。

▼このDHバー、売り文句はスピードアップ。上半身が地面と平行となる姿勢となるため、前方から受ける空気抵抗を低減することができ、通常より時速2~3㌔スピードアップできるとのことだ。

▼「笑わせるな!!」。前輪に体重が集中する姿勢で二輪車を運転するのはとても危険だ。挙動が安定せず、バランスを崩して転倒しかねない。致命的なのはハンドルを握っていないことだ。両手放し運転しているわけで交通安全と相容れない非常に危険な玩具だ。

▼競技用自転車乗りに言いたい。何故(なにゆえ)に先を急ぐのだ。一般公道を走行するならスピードよりも安全を競え。悲惨な交通事故の当事者となれば取り返しがつかないゾ。DHバーは、安全運転義務違反(道交法70条)を適用し、取り締まりを強めるべきだ。

kneel down
ひじをついて手放し運転となり危険極まりない
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