2011年8月4日木曜日

競技用ヘルメットは子ども用以下と自覚せよ

▼先般、「競技用ヘルメットは強度の関係などから玩具だと割り切って使用しろ」と提言したところ、激しい議論の末、みなの賛同を得たのは記憶に新しい。にもかかわらず、グタグタいう輩(やから)がいる。

▼競技用ヘルメットに製品安全協会の「SG規格」適合品がないのは、「申請しないからだ」と迷言を吐く輩(やから)だ。笑わせるな!! 申請しないのではなく申請できないのだ。適合しないと言ったほうが正しいかもしれない。

▼OGKというヘルメットメーカーがある。同社の競技用ヘルメットにはSG規格適合品はない。ところがどっこい、子ども用ヘルメットは全てSG規格に適合しているのだ。子ども用ヘルメットは競技用ヘルメットと形状や材質が似ているのになぜか?

▼決定的に違うのは穴(空気窓)の大きさだ。競技用は表面全体の3分の2ぐらい切り抜かれているが、子ども用は3分の1以下だ。軽量性を重視した結果、競技用ヘルメットは骨組みのような華奢(きゃしゃ)なものとなった。もう一度いう、競技用ヘルメットは玩具(がんぐ)だ。
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